COMSOL Server™
アプリケーションの読み込み時間を 5 倍短縮
COMSOL Server™ のパフォーマンスは総合的に強化しました. 管理者は, プリファレンスページの新しい Prelaunching (事前起動) セクションで事前読み込みを選択して特定のアプリケーションの読み込み時間を最適化できます. デフォルトで, COMSOL Server™ は直前に実行していたアプリケーションをあらかじめ読み込みます.
以上の機能強化により, アプリケーションの起動時間は 5 倍短縮されました.
シングルアプリケーションのサーバーの使い勝手の強化
このたび, COMSOL Server™ インストレーションでシングルアプリケーションを使用するよう指定できるようになりました. このオプションを有効にすると, アプリケーションライブラリを最初に使用しなくても, ログインすると, 選択したアプリケーションがすぐに起動します.
ブラウザから COMSOL Client を起動します.
ドロップダウンメニューをクリックし, “Launch in COMSOL Client (COMSOL Client で起動)” を選択して COMSOL Server™ インタフェースで COMSOL Client を直接起動します.
実行中のアプリケーションに再接続
このたびは, 先に起動済みのアプリケーションに接続できるようになりました. アプリケーションライブラリで起動したアプリケーションは, 見出し “Running Applications (実行中のアプリケーション)” の下で使用できます. 本アプリケーションが表示されていた元のブラウザのタブや COMSOL Client ウィンドウが閉じていても本アプリケーションに再び接続できます. Running Applications (実行中のアプリケーション) の下にリストされたアプリケーションには, 固有の ID, アプリケーションセッションを完全に終了する停止ボタン, ブラウザ内と COMSOL Client による, 2 つの再接続オプションがあるドロップダウンメニューが備わっています.
アプリケーション起動のためのデスクトップショートカットの作成
このたび, よく使用するアプリケーションには, デスクトップからすぐにアクセスできるようショートカットを作成できるようになりました. 最初に, 名前または画像をクリックしてアプリケーションの詳細ビューを開きます. 次に, アプリケーションを COMSOL Client とブラウザのどちらかでアプリケーションを開くショートカットリンクを作成します.
フィルタリングと並べ替えの強化
アプリケーションライブラリのお気に入りバーがなくなり, 機能強化された並べ替え/フィルタリング機構を追加しました. アプリケーションはお気に入りステータス, すなわちアプリケーションの可視性 (パブリック, 全グループ, プライベート) または個々のグループごとにフィルタリングできます.