光線光学モジュール

新しい部品: 非球面レンズ

非球面レンズは, 単色収差を少くする手段として, 一般に球面レンズの代替品として使用します. 非球面レンズは, Ray Optics モジュールの部品ライブラリに分類しました. 曲面の深さ, またはサグは, 標準非球面式で定義します. この式では, すべての係数値を入力パラメーターで指定します.

代表的な非球面レンズ. 代表的な非球面レンズ.

代表的な非球面レンズ.

エッジとポイントから光線を放射

新しいバージョンでは, 新しい Release from Edge (エッジから放射) 機能により, 3D のエッジから光線を放射できるようになり, また新しい Release from Point (点から放射) 機能では, 選択した点から光線を放射できるようになりました. エッジから光線を放射するとき, 任意のエッジセットを選択できる他, 均一に, メッシュベースで, あるいはユーザー定義の密度関数に従って重み付けした初期位置で光線を放射できます.

光線は, 上に示す球体の表面の 3 本の辺などジオメトリの任意のエッジセットから放射できます. 光線は, 上に示す球体の表面の 3 本の辺などジオメトリの任意のエッジセットから放射できます.

光線は, 上に示す球体の表面の 3 本の辺などジオメトリの任意のエッジセットから放射できます.

密度ベースの光線放射の新しいオプション

密度関数に応じて光線の位置決めを初期化する放射機能には, 処理の精度を上げる新しい設定が加わりました. 新しいバージョンでは, Release, Inlet (放射, 入口) ノードとIlluminated Surface (被照面) ノードの他, 新しいエッジから放射ノードの設定で, Release distribution accuracy order (放射分布精度順序)Position refinement factor (位置精緻化係数) を指定できるようになりました. 基本メッシュがかなり粗い場合や, 密度表現が異なるメッシュ要素間で大きく異なる場合に, 精度の強化が明らかになります.

密度ベースの放射の新しいオプションでは, 表面メッシュが非常に粗い場合でも, ガウス分布で初期光線位置のサンプリングが高精度で可能です. 密度ベースの放射の新しいオプションでは, 表面メッシュが非常に粗い場合でも, ガウス分布で初期光線位置のサンプリングが高精度で可能です.

密度ベースの放射の新しいオプションでは, 表面メッシュが非常に粗い場合でも, ガウス分布で初期光線位置のサンプリングが高精度で可能です.