5.1 リリースハイライト

mphnavigator 関数に新しい列を追加しました. ここには修正できる特性の許容値が表示されます. あるいはこの許容値はモデルから決定でき, そのため簡単にモデルを操作できます. ラッパー関数 mphgetproperties は更新され, MATLAB^® 環境のコマンドラインから許容値を返すようになりました.

新しい許容値列ができた mphnavigator. mphnavigator では, モデルオブジェクト内のすべての設定とメソッド定義を表示できます.

新しい許容値列ができた mphnavigator. mphnavigator では, モデルオブジェクト内のすべての設定とメソッド定義を表示できます.

新しいユーザーインタフェース (UI) を作成しました. これは, モデルファイルを開くときと, 検索するときに使用します. この UI は, COMSOL Multiphysics^® 5.0 で導入された mphopen コマンドで開きます. mphopen コマンドは, mphload 関数 (現在も利用可能) にいくつかの機能を追加します. mphload と mphopen は, 保護ファイルにおけるパスワードの使用をサポートするようになりました.

mphopen では, 前回使用したファイルにアクセスし, パターンでモデルを検索し, ファイルを参照するためのウィンドウが開きます.

mphopen では, 前回使用したファイルにアクセスし, パターンでモデルを検索し, ファイルを参照するためのウィンドウが開きます.

コマンドラインで作業するときの LiveLink™ for MATLAB^® の使い勝手を改善するため, プロットウィンドウに領域ラベルを追加しました. また, 1D ジオメトリのサポートを強化しました.

領域ラベルをオンにした状態のプロットウィンドウ.

領域ラベルをオンにした状態のプロットウィンドウ.

COMSOL Multiphysics に新しいプロットタイプを追加し, mphplot に実装しました.

偏光楕円を表示しているプロット, 光線の偏光の可視化を改善するために光線光学で使用する新しいプロットタイプ. 左巻きと右巻きの偏光を区別するために光線を使用できるかどうかを示すため, 楕円に垂直なベクトルを表示します.

偏光楕円を表示しているプロット, 光線の偏光の可視化を改善するために光線光学で使用する新しいプロットタイプ. 左巻きと右巻きの偏光を区別するために光線を使用できるかどうかを示すため, 楕円に垂直なベクトルを表示します.