可視化
新しい注記プロット
COMSOL Multiphysics バージョン 5.2 で新たに加わった注記プロットは, カスタマイズしたテキストを 2D プロットや 3D プロットで表示するときに使用できます. この機能は, リボンの Add Plot (プロットを追加) セクションの More Plots (追加プロット) の下にあります. 操作は, 注記の場所とテキストを定義するだけです. テキストには, eval(expr) と入力すれば, 式の評価結果を取り込むことができます. 本ソフトウェアは, その値を自動的に捉えて, テキストに挿入します.
新しいスミスプロットグループ
COMSOL Multiphysics バージョン 5.2 には, 新しいスミスプロットグループを追加しました. このグループでは, インピーダンス, アドミッタンス, 反射データをスミスグリッドでプロットできます. スミスプロットは, 複雑な値の S パラメーター (反射係数) を入力インピーダンス, アンテナのアドミッタンス, 伝送回線, その他ネットワークコンポーネントに関連付けるときに便利です.
新しいオクターブバンドプロット機能
音圧レベル応答と, 吸収係数などの材料データの両方を示した測定ツールは, 周波数バンドの他, 重み付け dB スケールに表示されます. 新しいオクターブバンドプロットは, 同じ手法でシミュレーション結果を表現するときに使用します. このプロットでは, オクターブバンドまたは 1/3 オクターブバンドにより, 指定した周波数レンジにデシベルスケールを表示します.