LiveLink™ for Excel® アップデート

LiveLink™ for Excel® をご使用の場合, COMSOL Multiphysics® バージョン 5.2a では, パラメーターやセル範囲が使いやすくなりました. LiveLink™ for Excel® のアップデートの詳細は, 以下のとおりです.

パラメーター

COMSOL Multiphysics® で定義およびモデル化したパラメーターや変数は, Microsoft Excel® ですぐに使用可能となり, 自動的にフィジックスモデルと同期されます. COMSOL Multiphysics® からワークシートにインポートするパラメーターに, そのパラメーターを定義する計算式の他に, 計算値も含めることができるようになりました. シミュレーションを開始する前に, 一連のパラメーターを評価するため, これらの数値を Excel® で素早く更新することができます.

パラメーターに新しいプリファレンス設定 Automatic update (自動アップデート) が導入されました. この設定を選択すると, インポートしたパラメーターセルに行った編集内容に応じて自動的にモデルが更新され, インポートしたパラメーター値も更新されます.

Excel® シートのパラメーター定義と数値一覧表.
列 E の計算値と列 F の単位を使用できるようになりました.
計算式を更新すると, すべての数値がただちに更新されるので, 一連のモデルパラメーターを設定し, これらが正しいかどうかシミュレーション開始前に確認する作業が簡単になります. Excel® シートのパラメーター定義と数値一覧表. 列 E の計算値と列 F の単位を使用できるようになりました. 計算式を更新すると, すべての数値がただちに更新されるので, 一連のモデルパラメーターを設定し, これらが正しいかどうかシミュレーション開始前に確認する作業が簡単になります.

Excel® シートのパラメーター定義と数値一覧表. 列 E の計算値と列 F の単位を使用できるようになりました. 計算式を更新すると, すべての数値がただちに更新されるので, 一連のモデルパラメーターを設定し, これらが正しいかどうかシミュレーション開始前に確認する作業が簡単になります.

セル範囲の解釈の変更

Excel® シートからデータを読み込む場合, 一定のセル範囲の解釈が変更されました. セル範囲を指定する際に, "A1:B20"等, インポートに使用するセルを明示的に決めることができます. 以前の方法では最初のセルを指定して, 空白行が見つかるまでそのまま続けましたが, この以前の方法もサポートされており, 開始セル1つだけが指定されている場合 (例: "C5") に使用されます.


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