プラズマモジュールアップデート

プラズマモジュールをご使用の場合、COMSOL Multiphysics® バージョン 5.2a では、プラズマシミュレーションでシームレスにマルチフィジックスインターフェースを連成できる機能等、プラズマフィジックスインターフェースを再編してモデル設定とワークフローの効率化を図り、またジオメトリが複雑な電極のための新しいドメイン終端機能が提供されています。

プラズマフィジックスインターフェースの再構成

COMSOL Multiphysics® バージョン 5.2a では、DC 放電 および 容量結合性プラズマ インターフェースに代わり、プラズマ という新しいインターフェースが提供されています。 プラズマ インターフェースは、DC 放電容量結合性プラズマ インターフェースのすべての機能が備わっています。 DC 放電容量結合性プラズマ インターフェースを含むモデルを開くと、自動的に新しい プラズマ インターフェースに変換されます。 ただし、後方互換性を提供するため、元のインターフェースラベル名、名称、タグが維持されます。

誘導結合性プラズマ および マイクロ波プラズマ インターフェースは、プラズマ磁場 インターフェース、および プラズマ電磁波、周波数領域 インターフェースをそれぞれ組み合わせたマルチフィジックスインターフェースとして再実装されています。 これらの変更の概要を下表に示します。

従来のインターフェース名 (バージョン5.2以前) 新インターフェース名

DC放電

プラズマ

容量結合性プラズマ

プラズマ

誘導結合性プラズマ

  • プラズマ
  • 磁場
  • 誘導結合性プラズマ (マルチフィジックス連成)

マイクロ波プラズマ

  • プラズマ
  • 電磁波 (周波数領域)
  • マイクロ波プラズマ (マルチフィジックス連成)

誘導結合性プラズママイクロ波プラズマ インターフェースの高周波場とプラズマの連成が、マルチフィジックス連成機能を使い行えるようになりました。 コールドプラズマ近似を使い、プラズマ伝導性連成 マルチフィジックスインターフェースは、電子密度、衝突頻度、角周波数に基づき、磁場電磁波、周波数領域 インターフェースが必要とする電気伝導性を計算します。 電子熱源 マルチフィジックスインターフェースは、プラズマの伝導性と電場に基づき、電子の衝突加熱を計算します。 一例として、モデルウィザードで マイクロ波プラズマ インターフェースを追加すると、以下のようになります。

新しい マイクロ波プラズマ インターフェース追加後のモデルウィザード。

新しい マイクロ波プラズマ インターフェース追加後のモデルウィザード。

新しい マイクロ波プラズマ インターフェース追加後のモデルウィザード。

同様に、誘導結合性プラズマ インターフェースを追加すると、以下のようになります。

新しい 誘導結合性プラズマ インターフェース追加後のモデルウィザード。

新しい 誘導結合性プラズマ インターフェース追加後のモデルウィザード。

新しい 誘導結合性プラズマ インターフェース追加後のモデルウィザード。

後方互換性

従来の 誘導結合性プラズママイクロ波プラズマ インターフェースを以前と同様に開き、編集や求解を行えます。 このようなモデルを開くと、インターフェースが古いので最終的に削除されることを知らせる警告が表示されます。

ドメイン終端

電流 および 静電気 フィジックスインターフェースの終端機能をドメインレベルで使用できるようになりました。 ジオメトリが複雑な電極の場合、終端を境界レベルで使用する場合に多数の境界を選択しますが、このような場合に便利な機能です。 終端の選択ドメイン内の電位が未知である場合は求解されず、変数に置換されます。 これは、ジオメトリによって考慮される有限の厚さを持つ電極をモデル化する際に有用な機能です。

AC/DC アプリケーションライブラリのキャパシタ調整可能モデルは、新しいドメイン終端を使用するよう更新され、50以上の境界を選択する必要がなくなり、1つのドメインで済むようになりました。 AC/DC アプリケーションライブラリのキャパシタ調整可能モデルは、新しいドメイン終端を使用するよう更新され、50以上の境界を選択する必要がなくなり、1つのドメインで済むようになりました。
AC/DC アプリケーションライブラリのキャパシタ調整可能モデルは、新しいドメイン終端を使用するよう更新され、50以上の境界を選択する必要がなくなり、1つのドメインで済むようになりました。