LiveLink™ for Excel® アップデート

LiveLink™ for Excel® のユーザー向けに, COMSOL Multiphysics®バージョン6.0ではVisual Basic® for Applications (VBA)のサポートとエクスポートデータに式を含める機能が改良されました. これらのアップデートの詳細については, 以下をご覧ください.

VBAでのリボンコマンド

VBA のサポートが改善され, COMSOL Multiphysics® リボンのすべてのボタンに新しいVBAコマンドが追加されました. この機能により, VBA コードから直接ツールバーボタンのコマンドを使用できるようになり, リボンを使用して簡単に実行で きるが, COMSOL API を使用して実行するのは難しいステップを簡単に自動化することができます. これにより, リボンを使用した簡単な作業から, VBA を使用してExcel® およびCOMSOL Multiphysics® でモデルデータを扱うプロセスを完全に自動化する作業への移行が支援されます.

下の画像では, VBAコマンド RibbonUtil.InsertGeometryGraphics (string modelTag) は, リボンの Geometry ボタンをクリックするのと同じ効果があります. このコマンドは, 他のリボンコマンドや COMSOL API の他のコマンドと組み合わせて使用することができます.

A closeup view of an Excel workbook showing the Geometry button and the VBA option.
COMSOL モデルのMicrosoft Excel® ワークブックが開かれており, ジオメトリボタンのツールチップにVBA コマンドが表示されています.

writeExcelFile

アプリからExcel® データを保存する際, writeExcelFile ファイルメソッドを使用すると, エクスポートされたデータに式を含めることができます.


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