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ECAD インポートモジュールアップデート

インポート中の短エッジ削除

ECAD インポートモジュールには, IPC-2581, ODB++, および GDS ファイルからインポートされたレイアウトから 2D ジオメトリを生成するときに, 不要な頂点を無視して短いエッジを除去するための2つの新しいオプションが追加されました. 次のステップで, これらの 2D ジオメトリが 3D ジオメトリに押し出されます. 頂点とエッジの数が減ると, 3D 面が少なくなり, メッシュ, 自由度, および計算時間の点でより効率的なモデルが得られます. これらのファイル形式のいずれかをインポートする場合, インポート設定にレイヤー内頂点を無視セクションが追加され, 接線が連続する頂点を無視チェックボックスと短エッジ削除チェックボックスが追加されました.

新しい接線が連続する頂点を無視オプション (右) を使用して PCB ジオメトリをインポートすると, オプションを使用しない場合 (左) よりも短いエッジと小さな面が大幅に少なくなります. 画像ではトレースの太さが誇張されています. ODB++ ファイルは, Hypertherm, Inc., Hanover, NH, U.S. の厚意により提供されています.


ODB++ フォーマットの実装に対するサポートは, ODB++ Solutions Development Partnership General Terms と Conditions (http://www.odb-sa.com) に従って, Mentor Graphics Corporation によって提供されました.