システム要件: COMSOL Multiphysics® バージョン 6.4 アップデート 2

Version:
  • 6.4.0.378

ハードウェア要件

COMSOL Multiphysics® のハードウェア要件は以下のとおりです:

  • インストールのためネットワークカードとインターネット接続
  • 4 GB 以上の RAM
  • ライセンス製品とインストールオプションに応じた 2–25 GB のディスク容量
  • 以下のプロセッサー:
    • Intel® 64 または AMD® 64 アーキテクチャに基づいた SSE4 命令セットを搭載した Intel® または AMD64 ビットプロセッサー:
      • 2009年以降に発売された Intel® プロセッサーおよび2012年以降に発売された AMD® プロセッサーはこの要件を満たします.
    • Apple シリコンプロセッサー (M1 以降) は macOS でサポートされています.
    • Linux®ARM64 プロセッサーは Linux® でサポートされています.

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ハードウェアに関する詳細な推奨事項については ナレッジベースエントリー を参照してください.

オペレーティングシステム要件

下記のオペレーティングシステム要件に加えて, CAD インポートモジュール, デザインモジュール, および LiveLink™ 製品に関する具体的な要件については, インターフェース製品 を参照してください. COMSOL Compiler™ のシステム要件は, COMSOL Multiphysics® のシステム要件と同様です.

64 ビットオペレーティングシステム

アーキテクチャー Windows® macOS Linux®

Intel® 64,

AMD64

  • Windows® 11
  • Windows® 11 Pro for Workstations
  • Windows® 10
  • Windows® 10 Pro for Workstations
  • Windows Server® 2025
  • Windows Server® 2022
  • Windows Server® 2019
  • Windows Server® 2016
  • macOS 12
  • macOS 13
  • macOS 14
  • macOS 15
  • macOS 26
  • Debian® 11, 12, 13
  • Red Hat® Enterprise Linux® 8, 9, 10
  • Rocky Linux™ 8, 9, 10
  • Oracle Linux 8, 9, 10
  • Ubuntu® 22.04, 24.04
  • SUSE® Linux Enterprise Desktop® 15 SP7
  • OpenSUSE® Leap 15.6
  • Amazon Linux 2023
ARM64 (M1 などの Apple シリコンプロセッサーを含む) サポート対象外
  • macOS 14
  • macOS 15
  • macOS 26
  • Debian® 11, 12, 13
  • Red Hat® Enterprise Linux® 8, 9, 10
  • Rocky Linux™ 8, 9, 10
  • Oracle Linux 8, 9, 10
  • Ubuntu® 22.04, 24.04
  • Amazon Linux 2023

OS 固有のシステム要件

Linux® (Intel® 64, AMD64)
  • GNU C Library version 2.28 以降
  • Linux® kernel 4.18 以降
Linux® (ARM64)
  • GNU C Library version 2.28 以降
  • Linux® kernel 4.18 以降
  • FlexNet® ライセンスマネージャーには Linux Standard Base (LSB™)1 が必要

Linux® でのヘルプシステム

Linux® オペレーティングシステムでヘルプシステムを動作させるには, WebKitGTK パッケージをインストールする必要があります. WebKitGTK パッケージは, Linux® ディストリビューションによって異なる名前で提供されています:

Linux® ディストリビューション パッケージ名
Debian® 11, 12 libwebkit2gtk-4.0-37
Debian® 13 libwebkit2gtk-4.1-0
libwebkitgtk-6.0-4
Ubuntu® 22.04 libwebkit2gtk-4.0-37
Ubuntu® 24.04 libwebkit2gtk-4.1-0
libwebkitgtk-6.0-4
Red Hat® Enterprise Linux® 8, Rocky Linux 8, and Oracle Linux 8 webkit2gtk3
Red Hat® Enterprise Linux® 9, Rocky Linux 9, and Oracle Linux 9 webkit2gtk3
Red Hat® Enterprise Linux® 10, Rocky Linux 10, and Oracle Linux 10 webkit2gtk4.1
webkitgtk6.0
SUSE® Linux Enterprise Desktop® 15 libwebkit2gtk-4_0-37
libwebkit2gtk-4_1-0
OpenSUSE® Leap 15.6 libwebkit2gtk-4_0-37
libwebkit2gtk-4_1-0

FlexNet® ライセンスマネージャー

ライセンスマネージャーのシステム要件は, COMSOL Multiphysics® と同じです. すべてのプラットフォームで FlexNet® バージョン 11.19.8 が使用されます. COMSOL® 6.4 は, 以前の COMSOL® リリースで使用されていた FlexNet® ライセンスマネージャーのバージョンとは互換性がありません. したがって, COMSOL® 6.4 にアップグレードする際は, ライセンスマネージャーもアップグレードする必要があります. lmgrd のバージョンは, COMSOL® ソフトウェアで使用されている FlexNet® のバージョンと同じか, それ以降のバージョンである必要があります.

アプリケーションビルダー

アプリケーションビルダーは, Windows® オペレーティングシステムでサポートされています.

チャットボットウィンドウ

チャットボット ウィンドウ機能は, Windows® オペレーティングシステムをサポートしています. チャットボット機能を使用するには, OpenAI アカウントまたは API 互換プロバイダーのアカウントを通じて OpenAI API にアクセスする必要があります. これらのプロバイダーから API キーを取得するには, 有料サブスクリプションプランの選択が必要になる場合がありますのでご注意ください.

モデルマネージャー

ローカルのモデルマネージャーデータベースを使用する機能は, クラスキットライセンスを除くすべてのライセンスに含まれています. ローカルのモデルマネージャーデータベースを使用する場合は, データベースをコンピュータ上に保存する必要があります. ネットワークやクラウドドライブ上に配置することはできません. フローティングネットワークライセンスを使用すると, 別途集約したモデルマネージャーサーバーへのインストールと接続が可能です. モデルマネージャーサーバーへの接続は, クラスキットライセンスを除くすべてのライセンスタイプで可能です.

Microsoft® Word および PowerPoint® 用アドイン

COMSOL の Microsoft® Word および PowerPoint® 用アドインは, Windows® オペレーティングシステム上の PowerPoint®, Word 2021 および 2024 と使用できます. Microsoft 365® を利用の場合は, コンピュータに PowerPoint® と Word がインストールされている必要があります. アドインを使用するには, Visual Studio Tools for Office (VSTO) アドインをサポートするバージョンの PowerPoint® が必要です.

並列システム要件

Windows® macOS Linux®
共有メモリ並列化 サポート対象となっている Windows® の全バージョン サポート対象となっている macOS の全バージョン サポート対象となっている Linux® の全ディストリビューション
分散メモリ並列化
  • Windows Server® 20251
  • Windows Server® 20221
  • Windows Server® 20191
  • Windows Server® 20161
サポート対象となっている Apple シリコン搭載 macOS の全バージョン

Intel® ライブラリを使用する場合 (Intel® 64 および AMD64 のデフォルト):

  • Red Hat® Enterprise Linux® 8 and 9
  • Rocky Linux™ 9
  • Amazon Linux 2023

MPICH2 (ARM64 のデフォルト) を使用する場合:

  • サポート対象となっている Linux® の全ディストリビューション
  • libatomic パッケージは, すべてのクラスターノードにインストールする必要があります

クラスター内のすべてのコンピューターは, 同じ Linux® バージョンを使用し, 同様のハードウェア構成である必要があります. Open Fabric Interface (OFI) 1.5.0 以降のバージョンをインストールすることを推奨します. RDMA 対応ネットワークファブリックを使用する場合は, DAPL 1.2 以降のバージョンに準拠したドライバーまたはライブラリが必要です. これらのソフトウェアは通常, ハードウェアに付属しています.

1 該当する Windows Server バージョンに対応した Microsoft® HPC Pack が必要です.

2 バージョン7では, Intel MPI 2021.6 が必要です.

クラウドで COMSOL Multiphysics® と COMSOL Server™ を実行する方法については, こちらのページ をご覧ください.

公式にサポートされているコンパイラー

COMSOL Multiphysics® は, アプリケーションビルダーにおいて, 外部関数, 外部材料, 外部 C ライブラリ用の外部 C インターフェースを提供します.

Windows® macOS (Intel) macOS (Apple シリコン) Linux® (Intel® 64 and AMD64) Linux® (ARM64)
外部 C インターフェース Microsoft Visual Studio® 2022 LLVM Clang 18.1.8 LLVM Clang 18.1.8 Intel® oneAPI DPC++/C++ Compiler 2024.0.0 (2024.0.0.20231017) with GCC 13.2.0 GCC 13.2.0
COMSOL API for use with Java JDK 8 and 11 JDK 8 and 11 JDK 8 and 11 JDK 8 and 11 JDK 8 and 11

COMSOL Multiphysics® は, 上記の C/C++ コンパイラーを使用して構築およびテストされています. これらの C/C++ コンパイラーの最新バージョンも, 外部 C インターフェースと互換性がある場合があります. COMSOL API for use with Java をクライアント/サーバーモードで, <installation dir>/bin/comsolclientpath.txt にリストされている jar ファイルと共に使用する場合, JRE 8 および 11 がサポートされます. COMSOL API for use with Java をスタンドアロンモードで /bin/comsolpath.txt にリストされている jar ファイルと共に使用する場合, JRE 11 がサポートされます.

Java 環境

COMSOL® ソフトウェアには OpenJDK™ 21.0.7+6 が同梱されています. インストール時に, 代替として Java 21 バージョン 21.0.7+6 以降を選択することも可能です.

GPU コンピューティングシステム要件

COMSOL Multiphysics® バージョン 6.4 アップデート 1 (ビルド 6.4.0.343) のインストーラーには, GPU アクセラレーションソルバーに必要な NVIDIA CUDA® ライブラリがデフォルトで含まれています. システムには適切な GPU ドライバーも必要ですが, ほとんどの場合, 互換性のある最新の NVIDIA® ドライバーが元のシステムインストールから既にインストールされています.

COMSOL Multiphysics® バージョン 6.4 Update 1 (ビルド 6.4.0.343) に含まれているもの以外の NVIDIA CUDA® Toolkit を手動でインストールする場合は, バージョン 12.9.1 を選択してください. バージョン 13 はインストールしないでください.

最後に, NVIDIA CUDA® 直接疎行列ソルバー (NVIDIA cuDSS) の公式サポートされているバージョンは COMSOL Multiphysics® にバンドルされているバージョン (バージョン 0.7.1) のみであることにご注意ください.

対応ハードウェア

  • compute capability が 6.0 以上の NVIDIA® GPU が少なくとも1つ必要です.
    • グラフィックスシステム要件に記載されているすべての NVIDIA® GPU がこの要件を満たしています.

最小ドライバーバージョン

  • Windows® OS: NVIDIA® ドライバーバージョン 576.57 以降
  • Linux® OS: NVIDIA® ドライバーバージョン 575.57.08 以降

ライセンス要件

  • 単一 GPU 用不連続ガラーキンソルバー: すべてのライセンスタイプでサポート
  • 複数 GPU 用不連続ガラーキンソルバー: フローティングネットワークライセンスが必要
  • NVIDIA CUDA® 直接疎行列ソルバー (NVIDIA cuDSS): すべてのライセンス形態でサポート (同一コンピュータ上での複数 GPU 構成を含む)
  • クラスター GPU 計算: フローティングネットワークライセンスが必要

グラフィックスシステム要件

COMSOL は, パフォーマンス上の理由からハードウェアレンダリングを推奨しています. ハードウェアレンダリングには, OpenGL® バージョン 2.1 以降をサポートするドライバーが必要です.

グラフィックス設定で 品質に最適化 に設定した場合に利用可能なすべてのレンダリング機能を使用するには, 2 GB 以上の グラフィックス メモリが推奨されます.

AMD®

Windows® 11

カードモデル ドライバーバージョン
AMD Radeon™ Pro W7900 25.Q3
AMD Radeon™ Pro W7800 25.Q3
AMD Radeon™ Pro W7600 25.Q3
AMD Radeon™ Pro W7500 25.Q3
AMD Radeon™ Pro W6400 25.Q3

Windows® 10

カードモデル ドライバーバージョン
AMD Radeon™ Pro W6800 25.Q3
AMD Radeon™ Pro W6600 25.Q3

Ubuntu® 24.04

カードモデル ドライバーバージョン
AMD Radeon™ Pro W7900 AMDGPU (Linux® 6.16.0)
AMD Radeon™ Pro W7800 AMDGPU (Linux® 6.16.0)
AMD Radeon™ Pro W7600 AMDGPU (Linux® 6.16.0)
AMD Radeon™ Pro W7500 AMDGPU (Linux® 6.16.0)
AMD Radeon™ Pro W6800 AMDGPU (Linux® 6.16.0)
AMD Radeon™ Pro W6600 AMDGPU (Linux® 6.16.0)
AMD Radeon™ Pro W6400 AMDGPU (Linux® 6.16.0)

NVIDIA®

Windows® 11

カードモデル ドライバーバージョン
RTX 6000 Ada 573.73
RTX 4000 Ada 573.73
RTX A5500 573.73
RTX A5000 573.73
RTX A4000 573.73
RTX A3000 573.73
RTX A2000 573.73

Windows® 10

Card Model ドライバーバージョン
T1000 573.73
T400 573.73
T600-R 573.73

上記のグラフィックスカードは, COMSOL Multiphysics® ソフトウェアとの適合性について厳密にテストされています. ただし, 他の AMD® または NVIDIA® グラフィックスカードも COMSOL Multiphysics® と適合性がある可能性があることに注意してください. 上記のカードと同じモデルシリーズに属するグラフィックスカードは, COMSOL Multiphysics® と適合性がある可能性が高くなります.

Linux® でハードウェアアクセラレーションを使用する場合は, NVIDIA® などのグラフィックスカードベンダーの専用ドライバーを使用してください. それ以外の場合は, COMSOL® ソフトウェアレンダリングを使用してください. Nouveau ビデオドライバーは, ソフトウェアレンダリングでのみサポートされています.

注: この情報はお客様の便宜のために提供されていますが, 特定の状況において COMSOL® ソフトウェアまたはその他のソフトウェアの使用に適したシステム要件をお客様が独自に調査するための代替としては使用しないでください. システムおよびハードウェアは定期的に変更されるため, お客様に適したシステム要件の判断に影響する可能性があります.