ラウドスピーカードライバー (周波数領域解析)
Application ID: 1369
この例では, 低周波と中周波で一般的なダイナミックコーンタイプのスピーカードライバーをモデル化する方法を示します. 解析は周波数領域で実行されるため, ドライバーの線形動作が表されます. モデル解析には, 周波数の関数として, 総電気インピーダンスと公称駆動電圧での軸上の音圧レベルが含まれます. ドライバーの空間特性は, 指向性プロットで表されます.
チュートリアルモデルは, 磁場インターフェースと音響構造相互作用マルチフィジックスインターフェースの組み合わせを使用して設定されます.
最初の解析では, ドライバーが静止しているときの問題の電磁気的部分のみを求解します. ここから, 駆動力係数とブロックされたボイスコイルのインピーダンスを抽出し, さらに使用するためにエクスポートできます.
最終的な解析は, 音響構造相互作用やボイスコイルに作用する電磁力などの関連するマルチフィジックス相互作用を含む完全なモデルに対して行われます.
このモデルには音響モジュールと AC/DC モジュールが必要です.

この model の例は, 通常次の製品を使用して構築されるこのタイプのアプリケーションを示しています.
ただし, これを完全に定義およびモデル化するには, 追加の製品が必要になる場合があります. さらに, この例は, 次の製品の組み合わせのコンポーネントを使用して定義およびモデル化することもできます.
- COMSOL Multiphysics® and
- AC/DC モジュール and
- 音響モジュール
アプリケーションのモデリングに必要な COMSOL® 製品の組み合わせは, 境界条件, 材料特性, フィジックスインターフェース, パーツライブラリなど, いくつかの要因によって異なります. 特定の機能が複数の製品に共通している場合もあります. お客様のモデリングニーズに適した製品の組み合わせを決定するために, 製品仕様一覧 を確認し, 無償のトライアルライセンスをご利用ください. COMSOL セールスおよびサポートチームでは, この件に関するご質問にお答えしています.