Inkjet Nozzle — Level Set Method
Application ID: 1445
インクジェットは当初プリンター用に発明されましたが, ライフサイエンスやマイクロエレクトロニクスなど, 他の応用分野にも採用されています. シミュレーションは, 流体の流れをより深く理解し, 特定の用途に最適なインクジェットの設計を予測するのに役立ちます.
このアプリケーションの目的は, 注入された液体の接触角, 表面張力, 粘度, 密度に依存する所望の液滴サイズに合わせて, インクジェットノズルの形状と動作を調整することです. また, この結果から, 注入された液体が基板上で最終的な液滴に合体する前に, 複数の液滴に分解されるかどうかも明らかになります.
流体の流れは, 非圧縮ナビエ・ストークス方程式と表面張力を用いてモデル化され, レベルセット法を用いて流体界面を追跡します.

この model の例は, 通常次の製品を使用して構築されるこのタイプのアプリケーションを示しています.
ただし, これを完全に定義およびモデル化するには, 追加の製品が必要になる場合があります. さらに, この例は, 次の製品の組み合わせのコンポーネントを使用して定義およびモデル化することもできます.
- COMSOL Multiphysics® and
- either the CFD モジュール, マイクロフルイディクスモジュール, ポリマー流れモジュール, or 多孔質媒体流れモジュール
アプリケーションのモデリングに必要な COMSOL® 製品の組み合わせは, 境界条件, 材料特性, フィジックスインターフェース, パーツライブラリなど, いくつかの要因によって異なります. 特定の機能が複数の製品に共通している場合もあります. お客様のモデリングニーズに適した製品の組み合わせを決定するために, 製品仕様一覧 を確認し, 無償のトライアルライセンスをご利用ください. COMSOL セールスおよびサポートチームでは, この件に関するご質問にお答えしています.