LiveLink™ for Solid Edge® アップデート
LiveLink™ for Solid Edge® のユーザー向けに, COMSOL Multiphysics® バージョン5.6では, 2つの新しい機能解除および修復ツールと, 新しいチュートリアルモデルが加わりました. これらの更新の詳細については, 以下をご覧ください.
干渉の検出
デフィーチャーと修復メニューに加えられた干渉検出ツールによって, オブジェクト間の干渉を検出できます. このツールは, 入力としてのソリッドやサーフェスをサポートし, 交差や接触, ギャップや包含を検出します. この機能は Creating a Fluid Domain Inside a Solid Structure チュートリアルモデルで使われています.

チェック機能
デフィーチャーと修復メニューに追加された新しいチェック機能を使い, CAD オブジェクトの障害を検出できます. 面の削除操作の後など, ジオメトリシーケンスにチェックノードを追加し, 障害のある面を置き換えた後に問題が残っていないかどうかを確認します.
新しく更新された CAD ファイル形式バージョンのサポート
CAD ファイルのインポートおよびエクスポート機能が拡張され, 次のファイル形式の新しいバージョンがサポートされるようになりました:
ファイルから読込
- AutoCAD® (.dwg, .dxf): 2021
- PTC Creo Parametric™ (.prt, .asm): 7.0
- Inventor® (.ipt, .iam): 2021
- NX™ (.prt): 1899
- Parasolid® (.xt, .xb, .xmttxt, .xmtbin): 33.0
ファイルへ書込
- Parasolid® (.xt, .xb, .xmttxt, .xmtbin): 33.0
新しいチュートリアルモデル: ブラケットの幾何学的パラメーターの最適化
ブラケット最適化チュートリアルモデルは, LiveLink™ インターフェースを介して Solid Edge® から同期されるブラケットの質量を最小限に抑えます. 静的荷重の場合, 最小固有振動数と最大応力の両方に制限があります. 質量を最適化するためにいくつかの幾何学的特徴のサイズと位置が変更され, 設計意図を維持するためにいくつかの幾何学的制約が適用されます.
アプリケーションライブラリタイトル:
bracket_optimization_llse
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更新されたチュートリアルモデル:バスバーアセンブリの電気加熱
この更新されたチュートリアルモデルは, 電気分解プロセスで電流源からアノードに直流を伝導するように設計された, より大きなバスバーアセンブリを分析します. CAD アセンブリファイルで定義された選択は, シミュレーションで材料と境界設定を割り当てるために使用されます. Solid Edge® アセンブリの2つのパラメーターに対するパラメトリックスイープが, 物理現象に対するジオメトリの影響を解析します. スイープの結果は, テーブルサーフェスプロットによって可視化されます. これは, 銅部品の最高温度を目的の最大値より低く保つ幾何学的パラメーターの組み合わせを選択するのに役立ちます.
アプリケーションライブラリタイトル:
busbar_llse
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