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パイプ流れモジュールアップデート
パイプ流れモジュールのユーザー向けに, COMSOL Multiphysics® バージョン 6.1 では, パイプ壁を介した熱交換を考慮した新しいマルチフィジックスカップリング, パーツライブラリの新しいパラメーター化されたジオメトリ, および機械配管解析の機能強化が導入されています. これらのアップデートの詳細については, 以下をご覧ください.
パイプ壁熱伝導
連結に使用できる新しいパイプ壁伝熱マルチフィジックスカップリングがあります:
- 伝熱インターフェースを使用してモデル化されたドメイン
- パイプ内伝熱インターフェースまたは非等温パイプ流インターフェースを使用してモデル化されたエッジ
既存のモデル Cooling of an Injection Mold および Ground Heat Recovery for Radiant Floor Heating がこの新しい機能を示しています.
パイプジオメトリのライブラリ
パーツライブラリには, ストレート, 曲げ, レジューサー, および T ジャンクションなどのパイプのパラメーター化されたジオメトリがいくつか追加されています. これらのジオメトリは, たとえば, 流体流れまたは構造力学インターフェースを使用した詳細な解析に使用できます. このような 3D モデルは, パイプ連結 または構造-パイプ連結マルチフィジックスカップリングを介して, パイプ流れインターフェース, またはパイプ力学インターフェースに直接接続できます.

パイプシステム内の速度分布. レデューサーは, パイプ連結カップリングを介してパイプに接続された流体流れインターフェースを使用してモデル化されます. 流体ドメインジオメトリは, パーツライブラリから取得できます.
機械パイピング解析の強化
パイプ解析では, 次の更新が利用可能です:
- パイプメカニクスインターフェースでは, パイプ曲げの柔軟性と応力の補正係数を指定できるようになりました.
- 応力評価のために削減された肉厚を入力できるようになりました. これは, たとえば, 腐食許容量を考慮に入れるために使用されます.