疲労解析モジュールアップデート

COMSOL Multiphysics® バージョン 5.4 の疲労解析モジュールではメンブレインの疲労評価, 平均応力補正, シェルの疲労評価改善が含まれています. これらの疲労解析モジュールアップデートの詳細は以下をご覧ください.

メンブレインの疲労評価

メンブレインインターフェースで計算された応力と歪の結果の疲労評価ができるようになりました. 純粋なメンブレインモデルで使用するのとは別に, 薄いクラディングで便利です. 特に, 非常に薄いメンブレインを(応力評価目的のためだけに)加えることにより, 固体モデルの自由境界の応力評価を改善することができます.

An example of using a membrane for fatigue evaluation. 固体中の疲労評価のための1ミクロン厚のメンブレイン層 固体中の疲労評価のための1ミクロン厚のメンブレイン層

平均応力補正

疲労寿命が応力振幅だけではなく, 平均応力によっても影響を受けることはよく確立された事実です. 応力-寿命疲労評価法では平均応力効果も考慮できるようになりました. Goodman, Gerber, Soderberg の3つのよく使われる方法が利用可能です.

An example of accounting for mean stress effects in a fatigue model. 見積もられた疲労寿命の平均応力補正有り無しの比. 引張り応力が顕著な領域ではより短い疲労寿命を予想しています. 見積もられた疲労寿命の平均応力補正有り無しの比. 引張り応力が顕著な領域ではより短い疲労寿命を予想しています.

シェルの疲労評価改善

シェルの疲労評価で, 上側か下側から応力または歪を直接取る方法が加わりました. シェルインターフェースで指定するデフォルトの結果位置から厚み方向位置を取る方法は従来同様です. この機能は次のモデルで使われています: Fatigue Response of a Random Nonproportional Load

A demonstration of the Shell surface selection.

疲労解析インターフェースにおけるシェル表面選

疲労解析インターフェースにおけるシェル表面選