疲労解析モデルを決定するための荷重サイクルの特定
疲労解析を実行する前に, どの疲労モデルが対象となるケースを正確に反映しているかを判断する必要があります. 過去の事例から得られた知識に基づいて, どの疲労モデルを使用すべきかがわかる場合もあります. そうでない場合は、荷重条件と予想される疲労破壊に基づいてモデルを選択できます. 一般的に, 荷重サイクルは, 比例荷重, 非比例荷重, 変動振幅荷重の3つのケースに分類できます.
比例荷重では, 主応力とひずみの向きが負荷サイクル中に変化せず, HCF では応力-寿命モデル, LCF ではひずみ-寿命モデルが使用されます. 非比例荷重の場合, 主応力と主ひずみの方向が変化します. HCF では応力ベース, LCF ではひずみベースのモデルが使用されます. 応力やひずみだけでは疲労特性を把握できない場合もあり, その場合はエネルギーベースのモデルを使用することができます.
変動振幅荷重の場合, 一定のサイクルが存在しないため, 荷重履歴全体 (または十分に代表的な部分) が考慮され, この場合は累積損傷疲労モデルが用いられます. 最後に, パワースペクトル密度 (PSD) 荷重を入力として用いるランダム振動疲労モデリングのオプションがあります.









